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舞台装置はたった一枚の大きなスクリーン、そしてその前に置かれたいくつかの光源。そこにたった二人の影絵遣いが座ることで、物語がはじまる。
およそ一時間の公演の中で、二人は何百もの影絵人形を次から次へと縦横無尽に操り、同時に多彩なキャラクターの声を演じ分けながら、見たことのないファンタジーの世界へと観客を誘う。
影絵というプリミティブな舞台芸術を採用しながら、映画やアニメーションなど現代的な手法を積極的に取り入れ、従来の影絵劇にはない斬新な効果を生み出してきた望ノ社。登場する影絵人形はすべて手作業によって制作され、その数は、1作品につきおよそ200~300体。どこまでもアナログを貫きながら、そしてファンタジーの力を借りながら、今を生きる観客へ、この時代に寄り添ったメッセージを届ける。
望ノ社の作品は、「生で観るアナログ映画」として、世界各地で上演、評価されています。
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